持込み型(買取方式)の店舗型現金化業者
私は買取方式の店舗型業者を利用したことがあります。
買取方式の場合、売れ筋の新幹線回数券、電化製品等の商品をクレジットカードで購入し、業者が運営する店舗に持参して買取ってもらう方式が一般的です。
購入する商品は、現金化業者が指定するものを購入するので、最初はどの商品を買いに行くかを聞きに行き、実際に商品を購入したら再び店舗に持参する必要があるので少なくとも2回店舗に行く必要があるという点は注意が必要ですね。
直接決済型の店舗型現金化業者もある
業者によっては、リサイクルショップや飲食店等と提携しており、買取業者の店舗で品物代あるいは飲食代としてカード決済をする方法もあります。
こちらは実際の商品のやりとりがなく、クレジットカードで決済をしたら、その場で商品を売ったとして現金が支払われるか、もしくはキャッシュバックという名目で直接現金を受け取る事ができます。
全て業者の店舗で完結するので、持ち込み型とは違い1回店舗に行くだけで済むというのが利点ですね。
店舗型現金化業者の長所と換金率
店舗型現金化業者の長所は、直接現金を受け渡すので、詐欺等のトラブルが発生しにくいということと、送付手数料や振込手数料などが発生しないので、損を極力軽減することができますね。
換金率は、現金化する金額によって変わり、金額が高くなるほど換金率も高くなるのが一般的です。
おおよその換金率は70%(10万円未満)から85%程度(20万円以上)に設定されている事が多いですね。
無店舗型現金化業者(キャッシュバック方式)
一方、無店舗型の現金化業者はインターネットを通じてサービス展開をしているので、全国どこからでも簡単に利用ができますね。
店舗がないため、多くはキャッシュバック方式を採用しているところが多く、指定されたサイトで指定された商品をカード決済すると、購入金額に応じた現金が振り込まれます。
ただ、対面のサービスではないため、詐欺に遭うなどのリスクをはらんでいます。
特に90%を超える高換金率を謳っている業者は注意が必要です。
様々な名目で手数料を取り、実際に振り込まれる金額が少なくなることがあり、実質の換金率は掲載されている数字よりも低くなってしまうケースや、最悪の場合、振込みがされないといったケースもあります。
もちろん、悪質な業者なかりではなく評判の良い業者もありますが、非対面型のサービスになるので注意はした方がいいですね。
ショッピング枠現金化の注意点
クレジットカード会社は、通常ショッピング枠の現金化を禁止しているので、見つかった場合にはカードそのものが利用できなくなるという危険があります。
一般的には先にキャッシングを利用して、限度額になった後にショッピング枠の現金化を行うことが多いですよね。
ですが、万が一現金化が発覚してしまった場合、全額一括返済を迫られる場合があるんですね。
カードの使い方が怪しい場合には、カード会社から調査の目的で電話連絡が入ります。
また、現金化業者に対しても調査が入ってしまうことから、現金化サービスを利用する前には業者から様々な注意点の説明があります。
実際に私が利用した業者は以下のような事を言っていました。
1:カード利用料の支払い日(引落し日)の直前には現金化しない
→ショッピング枠の現金化を疑われるだけでなく、自転車操業の疑いを持たれ、クレジットカードの再審査に至る場合があります
2:毎回同じ商品(新幹線チケットや家電製品)を購入しない
→毎回同じ商品を買うと現金化を疑われます
3:直接決済型(リサイクルショップや飲食店等への支払いを名目とした決済)を利用する場合は毎回同じ金額にならないようにする
→毎回の決済金額が同じだと現金化を疑われます
4:直接決済型を利用する場合、どの地域のなんというお店でどんな物を購入した名目になっているのか現金化業者に確認をしておく
→万一、カード会社から質問をされた場合にどういった名目でカード決済をしたのか答えられるようにしておく
リボ払いには要注意
ショッピング枠を現金化する場合は資金繰りに困り、最終手段として利用することが多いと思います。
その場合、カード利用料の返済をリボルビング払い(リボ払い)にする人が多いと思いますが、実はここにも落とし穴があるんですね。
リボ払いは毎月少額から返済をしていく事ができるサービスですが、金利は年10数%と高利率になっています。
最低でも毎月1万円から2万円を返済することになりますが、半分以上が利息分にしかならないので、借入金額は一向に減っていかないんですね。
実際、100万円の商品を購入し80万円の現金化に成功したとしても、リボ払いにしてしまったために返済総額が170万円以上になったケースもあるほどです。
ぜひ、現金化サービスを利用する際には返済のことまで考えて、必要最小限の金額を現金化するよう注意しましょう。