クレジットカード現金化するとブラックリストに載る?

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クレジットカード現金化すると信用情報機関に登録されるの?

資金繰りに困った際、銀行や消費者金融から借入をされる方は多いと思います。

 

今では、スマホやiPhoneからでも手軽に申込み手続きをおこなえますので、借入自体がとても身近に感じますよね。

 

ただ、銀行や消費者金融から借入した場合、信用情報機関にその情報が登録される事はご存知でしょうか?

 

登録される内容としては、借入状況、返済状況、滞納履歴、金融事故記録などです。

 

銀行や消費者金融から借入する前に審査手続きがあると思いますが、その審査の過程で必ず信用情報機関に記録されている情報を見られてしまいます。

 

何もトラブルを起こしていない方でも、借入状況や返済状況を他人に見られるのは嫌ですよね。

 

また、過去に支払いを滞納してしまった方や金融事故を起こしてしまった方も、その情報を見られることに抵抗があると思います。

 

ちなみに、よく「ブラックリストの載る」と言う言葉を聞くと思いますが、どのような方がブラックリスト扱いになるのかと言うと、過去に支払いを数か月間滞納された方、金融事故を起こしてしまった方です。

 

このブラックリストに載ってしまうと5年から10年は金融関係の審査に通る事は出来ません。

 

手軽に誰でも申込める銀行や消費者金融から借入ですが、このようなリスクがある事は覚えておきましょう。
 

クレジットカード現金化は借入記録が残らない

上記の説明から、クレジットカードを現金化した場合も信用情報機関に登録されるのではと心配になる方もいるかも知れません。

 

ですが安心して下さい。

 

クレジットカードを現金化したからと言って信用情報機関に登録される事はありません。

 

理由は簡単です。

 

クレジットカードを現金化する行為は借入ではないからです。

 

借入とは「お金を借りる」と言う意味になりますよね。

 

こちらから金融業者にお願いしてお金を貸してもらうため、審査と言う厳しい判断基準をクリアし、初めてお金を貸してもらう事が出来るのです。

 

ですが、こちらはあくまで借入している状態なので、金融業者は借入した方の細かい情報まで把握する事となり、何かトラブルなど起きた場合、すぐに信用情報機関に登録をし、各業者で情報を共有していると言えます。

 

しかし、クレジットカードを現金化した場合は話が違ってきます。

 

クレジットカード現金化とは、既にお持ちのクレジットカードに備わっているショッピング枠をお金に換金する行為を言いますよね?

 

詳しい内容は「クレジットカード現金化の概要」をご覧下さい。

 

既にカード自体に備わっているショッピング枠をお金に換える行為は借入ではありません。

 

「現金化=換金」と理解しましょう。

 

そのため、銀行や消費者金融からの借入と同じような扱いを受ける事はないのです。
 

支払いを滞納してはいけない

クレジットカードを現金化しても信用情報機関に借入記録が残らないと言う事は先程の説明でご理解頂けたと思います。

 

だからと言って安心してはいけません。

 

現金化はクレジットカードのショッピング枠を利用するため、利用代金の支払いを必ずおこなう必要があります。

 

この代金の支払いを延滞してしまうと、信用情報機関にカード料金滞納、未払いとして記録されてしまいます。

 

要するに「現金化は借入として扱われないが、カードの利用履歴は残る」と言う事です。

 

滞納する事なく、ごく普通に利用して頂ければ何の問題も御座いません。

 

ですが、カードの支払いを滞納してしまうと、カードトラブル、金融事故として扱われてしまうため、ブラックリスト入りする可能性が非常に高くなります。

 

このような事態を回避するためにも、常識ある利用を心掛けるようにしましょう。
 

信用情報機関とは?

説明の中で何度も出てくる「信用情報機関」と言うワードですが、簡単に説明すると「その人の信用情報を収集、開示、提供する機関」となります。

 

カード会社、金融業者はここに登録されている情報を基に審査をおこなっていますね。

 

先程、説明した通り、金融関係では、借入状況、返済状況、滞納履歴、金融事故記録など調べる事が出来ます。

 

また、登録される情報の詳細ですが、現時点で分かっている項目は下記の通りとなります。
 

利用者の個人情報

利用者名
生年月日
自宅住所、自宅電話番号、携帯電話番号
勤務先名、勤務先住所、勤務先電話番号
 

利用者の借入情報

契約情報(契約した業者の名称、その利用限度額など)
契約日時
借入金額
支払い形態
返済回数
支払い残高
次回返済日
 

利用者の事故情報、異動情報

長期延滞情報(目安としては3か月以上)
特定調停
個人再生
自己破産
 

信用情報機関の種類について

信用情報機関の種類に関しては、大きく分けて3種類「銀行」「消費者金融」「信販会社」になります。

それぞれの特徴をまとめましたので是非一度ご覧下さい。
 

日本信用情報機構

消費者金融系・信販会社系の信用情報機関として株式会社日本信用情報機構があります。

ブラック情報の登録期間は次の通りです。

● 延滞情報 / 5年
● 債務整理 / 5年
● 多重申込 / 6ヶ月

日本信用情報機構に関しては、リアルタイムで情報の管理をおこなっているのではと言われています。

そのため、借入で多重申込みをしてしまうとすぐにバレてしまう可能性があるので注意して下さい。
 

株式会社 シー・アイ・シー

信販会社・カード会社系の信用情報機関として株式会社 シー・アイ・シー(CIC)があります。

ブラック情報の登録期間は次の通りです。

● 延滞情報 / 5年
● 債務整理 / 5年
● 多重申込 / 6ヶ月

月に約1回の情報更新をおこなっているため、その情報の精度はかなり高いと言えます。

カード会社は基本的にこの株式会社 シー・アイ・シーと繋がっている場合が多いですね。
 

全国銀行個人信用情報センター

銀行系の信用情報機関として全国銀行個人信用情報センターがあります。

ブラック情報の登録期間は次の通りです。

● 延滞情報 / 5年
● 債務整理 / 5年、官報情報は10年
● 多重申込 / 6ヶ月

全国銀行個人信用情報センターは、唯一、自己破産の官報情報を登録しています。

また、登録機関が最長で10年とかなり厳しい印象を受けます。
 

クレジットカードの支払いは滞納しない

色々説明させて頂きましたが、要はクレジットカードを現金化したからと言って信用情報機関に登録される事はありませんが、後に請求されるクレジットカードの利用代金は滞納せずしっかり払いましょうと言う事です。

 

借入には間違いなく審査があり、信用情報機関にその情報が全て登録されてしまいます。

 

下手をするとご自身の信用情報に傷が付く可能性も考えられると言う事です。

 

これらの事を考えると、借入より現金化の方が安全に利用出来ると言えますよね。

 

借入に対するメリット、デメリットをよく考え、現金化と比べたときにどちらを利用するべきか冷静に判断するようにして下さい。

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