私は、現在4つのクレジットカード会社のブランドカードを持っており、世界中で利用してきました。
そんな私が考える、おすすめのクレジットカードの国際ブランドについてお話ししていきます。
この記事を読むと、どのクレジットカード会社のブランドを選択すればよいかが決まるかもしれません。
結論を先にお話しすると、VISAとMasterCardの2枚セット所持をおすすめします。
理由は、それぞれのカードブランドの特徴を述べながら説明していきます。
クレジットカード会社の国際ブランドの種類
クレジットカード会社の国際ブランドの種類を何種類言えますか?
VISA、JCB、MasterCard、American Express、Diners Club、この5つのブランドが代表的なブランドとなっております。
それぞれのブランドの特徴を簡単に説明しつつ私の評価を述べていきます。
知名度・シェア率ともに世界ナンバー1のブランドは「VISA」
VISAは、知名度・シェア率ともに世界ナンバー1のクレジットカードブランドです。
VISAのクレジットカードは、世界中で利用可能であるため、海外旅行者にも人気があります。
VISAのクレジットカードを持っていない人でも、VISAというブランド名を知っている人が多く、信頼性も高いと言えます。
VISAのクレジットカードを選択することは、安心して海外旅行を楽しむための基本中の基本と言えます。
海外によく旅行に行く私ですが、VISAのクレジットカードが利用できなく困ったことが1度もありません。
カードのブランド選びに迷ったら、とりあえずVISAを選択しておけば間違いありません。
シェア率ナンバー2のブランドは「MasterCard」
MasterCardは、世界的に有名なクレジットカードブランドの1つであり、VISAと同様に世界中で広く受け入れられています。
また、MasterCardは、VISAと同じく、多数の提携銀行や金融機関と協力しており、利用可能なATMも多数存在しています。
ヨーロッパ方面に強いといわれているクレジットカードブランドですが、私が過去に訪れた多くの国の内、VISAが利用できてMasterCardが利用できなかったことなんて経験は1度もしておりません。
世界各国で利用できるクレジットカードブランドです。
特にアメリカやヨーロッパでは、MasterCardがVISAよりもよく受け入れられているという傾向があります。
ただし、一部の国や地域では、MasterCardがVISAに比べて利用できる場所が限られる場合がありますので、旅行前に事前に確認することが必要です。
日本で利用することが多いなら「JCB」
JCBは日本発のクレジットカードブランドであり、日本国内での利用率は非常に高いです。
また、海外旅行保険や海外旅行サポートなど、海外旅行に特化したサービスが充実していることが特徴の1つです。
ただし、海外ではVISAやMasterCardに比べて利用できる場所が限られていることがあります。
また、JCBブランドのクレジットカードは、ポイント還元率が比較的高い傾向にあります。
このJCBとい名前は、頭文字を取った略称なのですがご存知ですか?
Japan Credit Bureau(ジャパンクレジットビューロー)の略称でした。
JCBを作った会社の名前みたいですね。
そんなJCBブランドですが、残念ながら私の経験上VISAやMasterCardに比べて良かった点は見つかりませんでした。
強いていうとクレジットカード会社はなぜかJCB推しなので、JCBブランドを選択すると500円分のポイントがもらえたりします(たしか楽天カードがそうだった)が、500円の誘惑に負けず他ブランドを選択しましょう。
ハイステータスの証である「American Express」
American Express(通称:アメックス)は高いステータス性を備えたブランドと呼ばれており、世界中で人気のブランドです。
American Expressは、一般的なクレジットカードとは異なる種類のカードも提供しています。
例えば、旅行者向けの「Travelers Cheques(トラベラーズチェック)」や、ビジネスマン向けの「Corporate Card(コーポレートカード)」などです。
また、American Expressは、クレジットカード業界において、独自のセキュリティー対策を取っていることで知られています。
例えば、不正利用が疑われる場合には、即座にカード利用を停止する「Fraud Protection(フラウドプロテクション)」や、カードの盗難や紛失時にも対応する「Emergency Card Replacement(緊急カード交換)」サービスを提供しています。
さらに、American Expressは、マイル還元率が高いカードも多く、特に旅行者にはおすすめのカードとして知られています。
また、海外旅行中に必要なサポートも充実しており、海外旅行保険や、海外旅行時のサポートデスクなどを提供しています。
ただし、American Expressは一部の店舗でしか利用できない場合があります。
一方で、American Expressが提携しているお店やレストランでは、特典があることもあります。
そのため、カード選びの際には、自分がどのような目的でクレジットカードを使うかに合わせて、各カードの特徴をしっかりと比較することが大切です。
私の経験上、利用できない店舗もチラホラあり、どのお店でも利用できるブランドではないと思います。
しかし、空港でのラウンジ利用など旅行や出張時に利用するにはお得なカードのようです。(私は使いこなせていません)
空港のラウンジ利用の他に、手厚い保険、マイルの溜まりやすさが売りのようです。
始めに高いステータス性を備えたブランドと述べましたが、高いステータス性とはつまりGUCCIやVUITTONの様なクレジットカード界のハイブランドということです。
このハイブランドなクレジットカードを所持しておくことで、一目置かれたり、American Expressブランドのカードを所持している人同士で会話が弾んだりすることもあるようです。
アメックスに手が届かないなら「Diners Club」
Diners Clubというブランド名を聞いたことがありますか?なかなかの知名度の低さですよね。
なんとこのブランド、日本で初めて発行されたクレジットカードブランドだそうです!
こちらのブランドもAmerican Express同様、ハイブランドカードのため富裕層の方が好んで利用しているようです。
Diners Clubは、日本で初めて発行されたクレジットカードブランドというだけでなく、世界的にも歴史が古く、1950年代にアメリカで誕生しました。
当初はレストラン専門のクラブカードであり、会員はカードを提示することで優待サービスを受けることができました。
その後、クレジット機能を追加して、現在のクレジットカードとしての形態になりました。
また、Diners Clubは世界中の加盟店で利用可能なブランドであり、特に海外旅行時には利用できるお店が多いとされています。
さらに、特典として海外旅行保険や航空券の割引、プレミアムラウンジの利用などがあり、旅行好きには魅力的なカードとなっています。
ただし、年会費が高額であるため、一般の利用者にはあまりおすすめできません。
また、海外旅行に限らず、国内でも利用できるお店が限られているため、利用頻度が高い方以外には必要性が低いカードとも言えます。
たくさんの特典があることがDiners Clubブランドの魅力です。
しかし、特典の恩恵以上に2万4200円という年会費の負担が大きすぎるため、私はあまりおすすめしません。
以上、様々なクレジットカードのブランドのご紹介しました。
まとめ
上記の説明に書いた通り、VISAまたはMasterCardは私が過去に訪れたどの国でも利用することができました。
なので、どちらかの国際ブランドのクレジットカードを持っていれば良いでしょう。
しかし、クレジットカードは磁気不良になってしまい利用できなくなることがあります(結構よくあります)。
また、予期せぬ限度額が訪れ利用できなくなるということもあるでしょう。
なので、クレジットカードは2枚持ちをおすすめします。
American ExpressやDiners Clubはブランド価値が欲しい人や、たくさん利用して特典をフル活用したい人にはお得に利用できるでしょう。
クレジットカードを発行する際に少しでもお得になりたいと思う人にはJCBブランドがおすすめですが、それ以外の方はVISAとMasterCardの2枚持ちが安定していて良いでしょう。