クレジットカードの使い過ぎには注意!ショッピング枠とキャッシング枠の違い

この記事は約4分で読めます。

クレジットカードのショッピング枠とキャッシング枠の違い

お金が手元にない時にクレジットカードを使えばショッピングが出来るという便利なものですが、支払いの方法が現金しか選べないという場面もありますよね。

 

そんな時に便利なのがクレジットカードの「キャッシング」となります。

 

クレジットカードを利用する際の限度額には「ショッピング枠」と「キャッシング枠」という2つの枠が存在します。

ショッピング枠は買い物、キャッシング枠は借り入れ

「ショッピング枠」はいくらまでクレジットカードを使ってお買い物が出来るかという制限であり、こちらは身近な用語と言えるでしょう。

 

いわゆるクレジットカード現金化は「ショッピング枠」を利用して買い物するものを指しています。

 

それに対してキャッシング枠というのは、クレジットカードを使ってお金を借りることが出来る金額の制限であり、金額は「ショッピング枠+キャッシング枠=限度額」というように考えます。

 

例えば、限度額が100万円のクレジットカードがあった場合、50万円をキャッシングしたら、そのクレジットカードでショッピングが出来るのは50万円までとなります。

返済は可能ならリボ払いではなく1回払いにしよう

クレジットカードのキャッシングを利用したい場合、提携している銀行もしくはコンビニエンスストアに設置されているATMで利用が可能です。

 

ATMのキャッシュカードを入れる場所にクレジットカードを挿入したら取引が開始され、「お借入れ」というところを選択すると支払い方法が1回払いとリボ払いの2種類から選ぶことが出来るので、どちらかの返済方法を選択してお金を借りましょう。

 

ちなみに1回払いを選択した場合、翌月のクレジットカードの支払いと一緒に借りたお金を返済することとなります。

 

リボ払いの場合、数回に分けて一定の金額を返済するので、生活に負担がかからない便利な返済方法と言えますが、やはり返済額が一定であることから勘違いして返済できない金額のお金を借りてしまう人が多いです。

 

リボ払いは利子が高いというデメリットもあるので、出来る限り1回払いを選択することをおすすめします。

クレジットカードのキャッシング枠の利息は高いので注意する

クレジットカードのキャッシングを利用するうえで注意しなければいけない点も多数あります。

 

クレジットカードのキャッシング枠を利用してお金を借りた場合、利息の目安は15%から20%と高めです。

 

銀行などのカードローンの場合、15%以下のところが大半なので、利息を最小限に減らしたい場合、カードローンを利用する方が損を少なく出来ます。

 

しかし、カードローンは経済状況に関する審査が必要であり、すぐにお金を借りることが出来るわけではないため、すぐにお金が必要な場合は審査が必要ないクレジットカードのキャッシングを利用する方が良いでしょう。

クレジットカードの返済は計画的に行うこと

クレジットカードのキャッシング枠を利用してお金を借りた場合、返済が出来なくなると将来的に不便が生じてしまうことがあります。

 

返済不可能となってしまうとそのことが個人信用情報に記載されてしまうため、新たにクレジットカードを契約したり、住宅ローンが組めなくなってしまうというのがその例です。

 

いわゆるブラックリスト入り状態になってしまった場合、全額を返済してから5年から10年はブラックリスト入り状態が維持されてしまうので、そんなことにならないためにもお金を借りる時は返済計画をしっかり立てましょう。

クレジットカードのキャッシング枠を使うのは海外だけにしよう

キャッシングとなるとイメージが悪いと感じてしまいますが、このクレジットカードのキャッシングがあるととても便利な場面が海外に行った時です。

 

海外に旅行に行くときは、日本円をその国のお金に変えてから旅行に出かけますが、そのお金を使い切ってしまった時、日本の銀行が海外で利用出来なかったり、日本円を持っていてもお金をその国のものに変えることが出来なかったりすることもあります。

 

そんな事態に陥ってしまった時、クレジットカードは基本的にどの国でも使えますので、クレジットカードだけで旅行を楽しむことも出来ますが、どうしても現金払いしか出来ない場面に遭遇してしまったらキャッシングを利用してお金を借りることが可能です。

クレジットカード現金化は「ショッピング枠」を使う

キャッシングは怖いですが、クレジットカード現金化なら「ショッピング枠」を使うので買い物と同じになります。

 

返済方法については、一括払いを選択すれば利息もないので安心ですよね。

 

どちらにせよ使い過ぎには注意しましょう。

タイトルとURLをコピーしました