皆さんはクレジットカードを何枚お持ちですか?平均すると、1〜2枚といったところではないでしょうか。
1枚しかお持ちでない方からすると、「3枚も4枚も作る意味がわからない」といった感想を抱くのではないでしょうか。
この記事では、過去に10枚以上発行した私が、複数枚作る(大量保有する)メリット・デメリットをお話していきます。
クレジットカードを複数枚持つメリットとは?
カードの限度額を気にせず利用できる
複数枚持つ一番のメリットは「限度額」に関してです。
だいたいの限度額は30万円程度、多い人だと50万円、少ない人だと10万円が限度額になっていると思います。
限度額が50万円もあれば、私の消費額的には十分なのですが、現在メインにしているカードの限度額が20万円となっており、1年に何度か、この限度額をオーバーしてしまう出費をすることがあります。
私は、できるだけカード(またはQRコード決済)で支払いを行いたいので、この20万円を越しそうな時はもう一枚を使って、限度額以上に利用できます。
用途別にカードを分ければお金の管理がしやすい
私はカードを3枚ほど持ち歩き、用途別に使用しています。
それぞれに別の口座と連携させており、以下のように分けて利用しています。
- a.娯楽用
- b.必要経費用
- c.その他
特に、娯楽用とそれ以外の用途でカードを分けるのはお金の支出が管理しやすく、貯金の観点からもおすすめです。
特定の店舗あるいは海外で利用できない場合に対処できる
過去の記事でも述べましたが、店舗によって稀に利用できないブランド(VISAやMastercard)があります。
特に海外で多いのですが、その際に困らないように、念には念を込めて2種類のブランドのカードを持っています。
急にお金が必要になった場合にキャッシングが複数回できる
これは、あまりお勧めしませんが急にお金が必要になったとき、キャッシングが役に立ちます。
カードが2枚3枚あると、なかなかのお金を借りることができますよね。
消費者金融を利用するのは抵抗があると思いますので、まだキャッシングの方が安心です
クレジットカードの保険サービスが併用できて安心
知らない方もいると思いますが、多くのカードには保険サービスが付帯しています。
特に、海外に行かれる際にはこの保険が大いに立つのですが、私が思うに1枚の保険では不十分と感じます。
複数枚の保険サービスを併用することで、追加で海外保険に加入することなく、クレジットカードの保険サービスのみで海外旅行をエンジョイできます。
カードを発行する際にセルフバックが受けられる
最後は、裏技的な使い方ですが、カードを発行することでお金(や特典)が貰える方法があります。
カードを発行するときに発行会社からお金を貰えることは多いですが、それとは別に「セルフバックアフィリエイト」というサービスがあります。
例えば、楽天カードですと、発行することで楽天から最大8000ポイント前後付与されるのは有名ですよね。
セルフバックを利用することで、追加でお金を貰うことができるのですが、タイミングが良ければ12000円程度がキャッシュバックされる事もあり、計20000円分の金額を手に入れることができます。
詳しくは、「セルフバック アフィリエイト」と調べてみてください。
(ちなみに、セルフバックが10枚以上クレジットカードを作った要因です。)
逆にカードを大量保有するデメリットって?
もちろん、大量にクレジットカードを保有することにはデメリットがあります。
ブラックリストに載る可能性がある
これは本当かどうかわかりませんが、カードを発行しすぎるとブラックリストに載ると言われてます。
実際に私がカードを新規発行する際に、10枚目を超えた段階で、初めて審査に落ちて発行できませんでした。
もしかすると、大量に作ってしまうと、新規でカードが作りにくくなるかもしれませんので、セルフバック目的などで大量に作る際にはご注意ください。
支払いの引き落とし日の管理が大変になる
カードを大量に作り、あちこちで利用していると支払いの管理が大変になります。
複数枚利用していると、どのカードをどの程度利用しているか、いつ引き落としされるのかわからなくなるのです。
支払いの滞納に気を配ろうと思うとなかなか大変ですが、マネーフォワードなどの資産管理アプリを利用すればこの問題は解消されます。
財布の紛失時に手続きがとても面倒になる
財布を失くしたことがある方は理解できると思いますが手続きが面倒だと言うデメリットがあります。
クレジットカードを複数枚、財布に入れている方は複数の会社に利用停止手続きの連絡をする必要がありますよね。
よって、大量に作ったとしてもよく使うカードのみを持ち歩く方がいいと思います。
まとめ
下記にクレジットカードを大量に作成するメリット・デメリットをまとめておきます。
メリット
- a.カードの限度額を気にせず利用できる
- b.用途別にカードを分ければお金の管理がしやすい
- c.特定の店舗あるいは海外で利用できない場合に対処できる
- d.急にお金が必要になった場合にキャッシングが複数回できる
- e.クレジットカードの保険サービスが併用できて安心
- f.カードを発行する際にセルフバックが受けられる
デメリット
- a.ブラックリストに載る可能性がある
- b.支払いの引き落とし日の管理が大変になる
- c.財布の紛失時に手続きがとても面倒になる
カードを複数枚作る魅力とリスクを理解して上で大量に保有するようにしてください。